ソローニュからパリへ
1980年8月14日生まれ。ソローニュ地方ロモランタン=ラントネー出身。
食肉業を営む料理が大好きな両親のもとに、トマ・ブロは生まれました。
食卓の笑顔あふれる空間が心から好きで、幼い頃から“料理人になる”と決めていました。
13歳になると料理人になるべく、
地元ソローニュ地方のレストラン 「Ferté Imbaulte」にて修行をし、
シェフJean-MarieBenniからフランス料理の基礎を学びました。
その後、地元のミシュラン星付きレストラン「Philippe Valin」にて修業を続けました。
数年後、トマはパリに行くチャンスを掴みます。
パラスホテル「Georges V」の リニューアルオープニングシェフの一員として
ヘッドハンティングをされます。
同じ仲間にはミシュラン三つ星シェフPhilippe Legendre (Meilleur Ouvrier de France)
もおり、料理をする喜びを分かち合いました。
トマはガストロノミー最前線のパリで、素晴らしい経験をし、腕を磨いていきました。
その後はパラスホテル 「Royal Monceau」 でシェフChristophe Peléのセカンドシェフとして活躍の場を広げます。そこでは自分の「本能」「勘」「才能」を信じることを学び、
トマの感覚はさらに洗練されていきます。
そして2007年、当時28歳のトマは 「L’Arôme 」のシェフに抜擢されます。
2年後には驚くべき速さで、ミシュラン一つ星を獲得しました。
揺るがない料理への想い
トマは“旬” の食材を使うことを大切にしています。
旬の食材は、その食材が最も美しい輝きを放っている時です。
皆様にその輝きを存分に感じて頂きたいと思っています。
「L’Arôme」の生産者はいつも私たちに素晴らしい食材を提供して下さいます。
私たちシェフは、その素晴らしい食材を「料理」という美しい芸術作品に完成させ
皆様のテーブルへお届けする責任があると考えています。
信頼する友情関係から生まれた料理
スペシャリテは、「L'Arôme」に関わる信頼する友人たちから生まれた料理であり、
愛が詰まっています。
トゥルトー蟹のタルタルや、ブルーオマールと牛肉のサーフ&ターフ、
エキゾチックなヴァシュランなどを堪能していただけます。
トマ・ブロの料理
技
トマの料理は進化を続け、日々最高の料理をお客様のテーブルに届けます。
今日に至るまでのさまざまな経験と研究から得た結晶とも言えるでしょう。
ソースに対する想い
「L’Arôme」の料理は、ソースやジュ(だし)に特に注意を払っています。
フランス料理の中で重要な要素であると考えるからです。
ソースによって、料理をさらに特別な作品へと仕上げます。
ソースを通して、「L’Arôme」の料理に対する情熱をぜひ感じてください。